相続財産にはプラスの財産とマイナスの財産とがあります。
プラスの相続財産
「プラスの相続財産」の一例を表にしてみましたので、参考にしてください。
- この一覧表は、一例ですので、これら以外にもプラスの相続財産として考えられるものもありますので、個別の案件ごとによく精査する必要があります。
- プラスの相続財産(一例です)
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① 現金や預貯金
② 不動産(※1)
③ 車や船舶等
④ 物権(地上権・抵当権等)
⑤ 債権
⑥ 無体財産権
⑦ 形成権
⑧ 株券やゴルフ会員権
⑨ 退職金
⑩ 訴訟上の地位(原告)
⑪ 社員権
⑫ 遺族年金
等があります
※1相続人の不動産がよくわからない場合には、不動産所在地の市役所などで被相続人名義の「名寄台帳」を請求すると、その市町村管轄内で、単独所有し課税されている不動産がわかります(但し、名寄台帳を取得しても、非課税の不動産、若しくは、誰かと共有で所有している不動産については、記載されないこともありますので、名寄台帳を過信せず、あくまでも参考程度にしてください)。
マイナスの相続財産
「マイナスの相続財産」の一例を表にしてみましたので、参考にしてください。
- この一覧表は、一例ですので、これら以外にもマイナスの相続財産として考えられるものもありますので、個別の案件ごとによく精査する必要があります。
- マイナスの相続財産(一例です)
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① 借金の返済義務
② 保証債務
③ 罰金納付義務
④ 物販(ショッピング)の返済義務
⑤ 損害賠償義務
⑥ 滞納税金の支払い義務
⑦ 訴訟上の地位(被告)
等があります
相続財産を調査した結果・・・
プラスの財産よりも、マイナスの財産が多い場合に「相続放棄」を検討することになります。
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